【私のライフワーク】人を飲み込んでしまうほどの巨大な”かめ”がやって来た!!

 

こんにちは 心笑庵(@shinsyoan777)です。

 

私は現在、昔から各家庭にあった醤油甕/味噌甕(しょうゆがめ/みそがめ)に文章を書き、地域のあちらこちらに置いて楽しんでもらうという活動をしています。

 

各家や、神社の入り口、お地蔵さんの隣などなどその場所にまつわる言葉を散りばめながら作品作りに毎日勤しんでおります。これがものすごく好評でして、中には涙を流して喜ばれ、私を拝んで行く人も。(私はまだ仏になるつもりはありませんが、ありがたいことです。笑)

 

ですから町中のかめを集めて回っておるのですが、今朝はこれまでで最大級のかめがやって来ました!そのサイズたるや人が完全に入れるくらいの大きさ。

 

 

娘にLINEをしたところ孫から

「ヤドカリじいじだ!笑」

と返信を受けたものがこの写真です。笑
165cmの私がすっぽり収まります。

 

 

いやはや朝からびっくりして眠気も完全に吹き飛びました。笑
まさかこんなに大きなかめが見つかるとは。

今からどんな言葉を書こうかワクワクしています。笑

 

今日は私がやっていることの活動報告を書きたいと思います。

 

目次

ないのではない見えていないだけ

 

若い人はご存知ないかもしれませんが、昔は今みたいに1kg入りの味噌や醤油を店頭で買うのではなく、醤油の醸造所などに足を運んでいました。そしてそこで一升瓶などに小分けにしてもらって購入するのです。

ですから昔の農家さんは大豆を作り、自家製の味噌や醤油を各家庭で作っていました。
そういう理由で特に田舎の家庭にはそれぞれ大きなかめがあります。

 

しかし現在では、味噌や醤油はスーパーで普通に手に入りますので、自家製で賄っているところはほとんどありません。かめは庭や倉庫、または蔵の中に眠ったまま何年もそこに鎮座している。それが普通。

ですから私自身も、もう何年もかめのことなんか考えることもなく、何の疑問も持たずにこの年まで来ました。

おそらく他の誰もが、かめの存在なんて気にしていないことでしょう。

 

 

 

そんなある日、地元の居酒屋さん(うえ田さん)に店の看板を制作してあげたのですが、入り口の周りが少し寂しかったので何か飾りになるものや置物でもあればなと考えていたのでした。

 

「タヌキの置物を置いたらいいんじゃないか?なんだか縁起が良さそうだし」

私が提案したところ、妻が

「味噌がめなんかの大きいかめに文字を書くのも面白いかもね。」

と口にしました。

 

「なるほど!そりゃ面白そうだ!」

妻の提案に乗り、早速かめを探しそうとしたのですが

 

「果たしてどこにあるだろうか?う〜ん 知り合いに聞いてみるか・・・」

そんな思案をしながら、毎日の日課である散歩に出発です。

 

 

するとどうでしょう。

なんとそこら中にかめがあるではありませんか!
よく見れば町中かめだらけです。笑

 

今までかめのことなんか意識に上がっていなかったため全く見えていなかっただけでした。

「見てみてお父さん、あそこにもあるよ!」

「ほっ!あやん山の斜面にもにもあるぞ!」

「ここにもある!笑」

 

なかにはずらっと3、4個並んで置いてあるところもある始末。

「見えとらんだけで、意外に身近にあるもんだね!」

と妻と二人で歩きながら思わず大笑です。笑

 

しかし・・・

まさかこの時はその後とんでもない展開になるとは考えもしなかったのでした。

 

意外な展開。ライフワーク発見

 

お食事処/居酒屋「うえ田」さんにて

 

そうやって見つけたかめに言葉を書き、居酒屋さんに持っていくと大変喜んでくれました。
更に良かったのは、そのかめを提供いただいた元酒屋さんも涙を流して喜んでくれたのです。

 

「あ〜店を閉めてそのまま放置しとったうちのかめが、こやん生まれ変わるとはうれしか〜。これでご先祖さんも喜んどらすど〜。本当にありがとうございます!」

泣いて喜ばれるその姿を見ていて、ふと考えが思い浮かびました。

 

「かめはそこらじゅう、町中の家庭にあるんだから、この活動を広げていけば面白いことになるんじゃないか?」

各家庭のかめにその家その家オリジナルの言葉を書き、家の前に置いてもらう。

 

「それなら神社とかにも置いたらどうね?三叉路とかには看板がわりに置いてみるのもいいかも。」

と妻。

 

今まで何にも使われることなく家の隅で眠っていたかめたちが一斉に町中に飛び出し、そこら中を彩る。そこにはさまざまな言葉が綴られている。ずらっと並べていけばそれはそれは見事な風景にもなり、地域も盛り上がるのでは?

 

そう考えた私は、ワクワクしながら妻と二人で活動開始。
思いついたらとりあえずやってみるの精神です。

 

それからというもの毎日の散歩中には目を光らせながら歩くようになりました。

もはや散歩というよりかめ探し。笑

 

「今日はどこにかめがあるかな〜。」

 

かめを探してはそこの家の人にぴったりな言葉を書いてプレゼント。
またまた感激して涙を流されます。(拝まれます。笑)

なかには「立派な表札ができたようで嬉しい」と言っていただくことも。

私なんかの言葉にそんな感激してもらうなんて非常に恐縮するのですが、皆さんの喜ぶ顔が見たくてやめられなくなりました。

 

そして心に決めたのです。

 

「これから数年かけてこの活動を広げていこう!それが町の人のためになる。」

私の生涯をかけたライフワークが見つかった瞬間でした。

 

ありがたい近所の人たちの助け

 

不思議なものです。

自分がワクワクしながらやれて、利他の精神でいるとどこからか助けが来ると言いますがまさにそうで。近所の人たちだけでなく町中の人が何かしらのサポートをしてくれる状況に。

 

今朝来た大がめ

 

「うちにもかめがあったけん持って来ました。」

「〇〇さん家に大きなかめがあるみたいだけん、軽トラで運んで来てやるね。」

「作業がしにくかろけん、作業台ば作って来たばい。」

「何か手伝えることがあったら、いつでも声をかけてはいよ。すぐ飛んでくるけん!」

 

自分一人ではとてもできないような作業も軽々とやっていただけます。
本当にありがたい。感謝してもしきれません。

なんだかみなさんイキイキされていて私も更にやる気があふれてきます。

 

そして今では50ケほどのかめが我が家の庭に集まって来ました。笑

続々と集まるかめたち

続々と集まるかめたち

 

お寺さんや神社にもかめを置き出してからというもの、不思議なことによそのお寺/神社からも

「うちにも置いて欲しい」

そう言われることが増えて来ました。何か呼ばれているような気さえします。笑

 

「なんか町が生き返りよるごつして私までワクワクしてくる。」

サポートしてくれている妻もそう言っています。

 

もちろん私もそうです。

 

まさか自分がかめに言葉を書くことになるなんて、しかもそれをライフワークにするなんて数ヶ月前には考えもしなかったことですから。

 

今から

「この先どんな展開が待っているのだろう?」

とワクワクが止まらないので朝も更に早く目が覚めるようになりました。
まるで遠足前の小学生気分です。笑

 

でも毎日が楽しくて楽しくてしょうがありません。
こんなに面白いことに出会えて私は本当に幸せ者だとつくづく感じます。

 

生かされた人生

 

私は若い頃から何度か死んでもおかしくないような事故に遭遇しております。

 

小学生の頃には川の堰の穴に吸い込まれ溺れかけたこともあり、気づかれなければそのままこの世から去っていたでしょうし、

20歳の頃には友達と高速道路を走っていて、スリップして車を1回転させ上下逆さまになるような大事故を経験しましたが無傷でした。

 

更には十数年間残り物の弁当やお惣菜を食べ、野菜をほとんど食べずに生活してきた結果、肛門数センチ上の直腸ガンになり普通なら永久的に人工肛門での生活を余儀なくされていたでしょうがなんとか回避できました。また他の部位に転移していてもおかしくないような生活習慣だったにも関わらず、幸運にも今まで命が続いています。

 

「私にはまだやるべきことがあるから生かされているんだろう。」

今ではそう確信しています。

 

だからこそこれからの余生はできるだけ人のために使おうと決意していました。

そこに来てこの生涯をかけた「かめプロジェクト」に出会えたことに運命的な何かを感じずにはいられません。きっとこのことが町の人のため、ひいては町全体の活性化に役立つのではないかと信じて活動しております。

 

きっとそうなる・・・

 

いや必ずそうしてみせます。

 

スーパーをやって40年間。家庭をある程度犠牲にして仕事仕事の人生でしたから少しは神様がご褒美をくれたのでしょうか?

喜んでくださる皆様のために、心笑庵は今日も筆を握っています。

 

皆様に支えられてありがたい、ありがたい人生です。

 

さてさて今後はどう展開していくのやら。

これからこちらの活動も定期的に発信していこうと考えております。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

先日ある方に依頼され、かめに文章を書きました。

その方はこころ優しく花を愛する方でして。

私が制作したものに感動しておられる姿に思わず胸熱くなりました。こんなに喜んでいただけるなら私のエネルギーは永久に枯れることはないでしょう。毎日元気を頂いているようなものですから。

 

わたしが見つけたライフワーク「かめプロジェクト」で、かめをお届けした時の様子を記事にしました。自分の喜びが人の喜びになるって最高ですね!

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私は長年経営していたスーパーをやめて、現在は創作活動をしながら地域を盛り上げるような活動を行っています。


これまで本当に山あり谷ありの人生を送ってきて、決して順風満帆ではありませんでした。


幼い頃の貧乏生活、若い頃の度重なる挫折、何度病院に通ったかわからないほどの病の連続、そして我が子の死。

思い返せば苦しい時期の方がはるかに長かった。

心が折れそうになったことは数知れません。


けれどいつも笑顔とユーモアを持ち続けてきた結果、今では自分のやりたいことで周りの人に喜ばれるような活動ができています。


こんな風な人生になれたのも人のためという気持ちを忘れなかったからだと感じます。

ここまで生きて来れて本当によかった。


悲しいことはありましたけど、私は私として人生を生きられることを幸せに思います。

ある程度年齢を重ね、人の喜び=自分の喜びだと今では深く感じています。

ありがたいことに私の拙い言葉で感動されたり、涙を流して喜ばれる方も出てきました。 私はそれが嬉しくてたまりません。

私ができることで1人でも多くの皆さんのお役に立てるのならこれほど嬉しいことはありません。


ということで心笑庵公式LINEを始めました!

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それくらい多くの失敗や恥ずかしい経験をしてきました。


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(※料金が発生するわけでもありませんからご安心してください^ ^)


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などなど色々な情報をお届けします。
 

どうぞご気軽に!それではお待ちしています。

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この記事を書いた人

心笑庵 a.k.a 野中 哲雄(のなか てつを)

頭はこんな感じですが、坊さんではありません(笑)。

心笑庵という肩書きで創作活動をやっています。
2019年まではスーパーを経営しておりました。現在は創作活動を通して地域を盛り上げるために活動しています。

このブログでは私の現在の活動、そして紆余曲折の人生で学んだ人生の知恵をお伝えしていけたらなと考えております。

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