野良猫が教えてくれた人生に起こる辛いことの意味

 

こんにちは、心笑庵(@shinsyoan777)です。

 

ゴールデンウィーク真っ只中いかがお過ごしでしょうか?

 

私はというと
懸念していた腰の痛みがようやく完全に収まり
やっと作業に戻ることができました。

 

昨年より毎日毎日作業に励んできたので
ある意味よい休憩となったと思います。

 

 

本日は近所にかめを3つ設置してきました。

 

 

以前から出来上がっていたものだったのですが
ようやく日の目を浴びたようで
何だか心もスッキリしました^ ^

 

ここからまたアクセルを踏んでいきたいと思います。

よろしくお願いします。

 

さて本日は野良猫の話。

 

 

 

以前こちらででお伝えしたように、
うちのすぐそばの排水溝で黒猫を発見しました。

 

ビニール袋が後脚に巻きつきそこから身動きが取れない様子。

 

急いで解いてやると
すぐさま逃げていきました。

 

その後の顛末から学んだこと。
それを今日は書いていきたいと思います。

 

話の結論といたしましては

 

人生に起こる不幸も見方を変えれば幸運である

 

です。

 

 

目次

出会いは突然に

 

「お父さーーーーーん!!!ちょっと来てーー!」

 

妻の大声に振り返ります。

 

「どぎゃんしたつや?」

 

妻が何だか怯えた様子で近くを指差しています。

私もそちらの方へ目をやると・・・

 

 

ガサゴソ・・・

ガサゴソ・・・

 

と草むらが動いているではありませんか。

 

「なんだ?」

 

そう思い、おそるそる近づいてみると
そこには真っ黒なネコがいました。

 

「何だネコか・・・」

 

とほっとしたのもつかぬま。
何だか様子がおかしいのです。

 

目を凝らしよ〜く見てみると
脚にスーパーの袋が絡まっています。

 

そしてそれが近くの枯れ草に巻きついてしまい
身動きが取れなくなっていました。

 

「あちゃ〜ドジだな」

 

そう思いすぐさまビニールを取ってやろうとしたのですが

 

よく見ると脚が折れているのか
骨がむき出しになっているではありませんか。

 

 

「何とか解こうとよっぽど強く引っ張ったんだね。かわいそうに」

 

妻も顔をしかめて直視できないほどです。

 

「待っとけよ。すぐ助けるからな。」

 

家にあった剪定バサミで丁寧に草を切りビニールを外してやりました。

 

すると脚が折れているとは思えないスピードで
サッと駆け出して逃げていきました。

 

あの傷のまま大丈夫かな・・・

 

 

一応戻ってくる可能性を考え
妻が水と猫の餌を近くに設置しその日は終わりました。

 

ミャ〜ミャ〜という鳴き声に

 

そして次の日。

エサは綺麗になくなっていました。

 

「ご飯をたべる元気があるなら大丈夫かな?」

 

妻と2人でほっとしました。

 

 

動物というのは具合が悪い時は食べないで
体の悪いところを治すそうです。

人間で言うところの断食ですね。

 

断食すると体の免疫力が上がるみたい。

 

何だか不思議な感じですが
食欲があるということは大丈夫ということでしょう。

 

 

 

住み着くといけないので
普段はノラ猫にエサをやることはないのですが、
この黒ネコは怪我をしていたため

 

「少なくとも怪我がよくなるまではエサをやり続けよう」

 

そう妻とも相談し、毎日エサを置いておきました。

 

 

するとどうでしょう。

しばらくすると

 

 

ミャ〜ミャ〜ミャ〜

 

 

お腹が空く時間になると

 

これぞ猫撫で声!笑

 

という可愛らしい鳴き声で足元にすり寄ってくるようになったではありませんか。笑

 

 

やはり懐いてこられるとかわいいもので
こちらも気持ちがゆるみます。

 

 

しかしうちにはすでに1匹を飼っています。(家猫)

 

 

さすがに2匹目はな・・・

 

 

そんな風な迷いを持ちながら過ごしているとまた事件が起きました。

 

決心した日

 

ある朝いつものように準備していると

そこには涙目の妻がいました。

 

「朝からどうした?」

 

そう尋ねると

 

「黒ネコの後ろ足が余計ひどくなっとる・・・」

 

ビニールに引っかかり折れていた後脚をさらにどこかに引っ掛けたのでしょう。

 

せっかく良くなりかけていた傷はさらに深くなっていました。

 

 

う〜ん。かわいそうに。

 

痛々しい様子に思わず天を仰ぎます。

 

 

ですが当の本人はあまり気にする様子はなく、
ぱくぱくと美味しそうにエサを食べています。

 

元気になるまでと決めていたエサやりですが
なかなかやめ時がわからなくなってしまいました。

 

 

 

するとしばらくして顔馴染みの人がやってきてこう言いました。

 

「私の姉が猫の手当てや去勢/避妊を無料でやってくれるところを知ってる」

「よかったら連れて行ってみましょうか?」

 

 

何という偶然。

さすがにこのままだとズルズル行ってしまいそうなので
覚悟を決めて飼うことに決めました。

 

 

それからというものまるで自分の家が決まったことを喜ぶように
前にも増してミャ〜ミャ〜とすり寄ってくるように。笑

 

 

私がかめに文字を書いている時にもそばでじっと見ています。
天気の良い日には丸くなり日向ぼっこを楽しんでいます。

 

 

心の底から安心しきったその顔を見ていると
何だか私の心も和みます^ ^

 

それに黒ネコって実は幸運を運んでくるらしいですね。

 

昔から

 

「黒ネコを見たら不吉なことが起きる」

 

と聞かされていたので縁起が悪い感じがしていたのですが
何やらそうらしい。

 

いいことあるかな〜笑

 

 

不幸は幸運のタネ

 

もしあの時。

 

 

黒ネコが後脚をビニールに引っ掛けなければ・・・

後脚を怪我して痛々しい姿にならなければ・・・

物事が何事もなく過ぎ去っていけば

 

当然黒ネコと私たちの出会いはなかったわけですし
私がその猫を飼うという未来も存在しませんでした。

 

 

今頃どこかでエサを探し求めていたでしょうし
たまたま近くを通った時
私がかめに向かっていても何も思わなかったでしょう。

 

 

交わることのないまま
世界は進んでした。

 

そう考えると
足を怪我してしまったことは不幸なことかもしれないが
大きな視点で見ると幸運だったのではないでしょうか?

 

そんな風に思えてきます。

 

 

これは私たちの人生にも言えることで

 

一見すると不幸な出来事に思えることも
人生全体で見ると幸運なことなのかもしれません。

 

ただその時には気づけないのが少し厄介ですが。

 

 

そうそう喜劇王チャップリンの言葉にもありましたね。

 

人生は近くで見ると悲劇だが、
遠くから見れば喜劇である。

 

例え現状が苦しい人もそれはきっと必要だから起きている。

必ずいつかそれが

 

 

「あの時あれがあったからよかった」

 

そう思えるようになるんだと思います。

 

 

私も辛かったですが、
ガンになってよかったと感じますし、
きっとそんな仕組みになっているのでしょう。

 

参考記事:【当たり前の有り難さ】人生で一番大切なことは大腸がんが教えてくれた

 

 

黒ネコとの出会いに改めてそのことを感じました。

 

これも何かの縁でしょうね。猫にも

 

「あの時怪我してよかったな」

 

と思ってもらえるくらい可愛がりたいと思います^ ^

 

そうそう黒ネコの名前が決まったんです!

何だと思いますか?笑

 

・・・

 

・・・

 

正解は「シロ」!

 

黒ネコなのに名前は白に決定です!!笑

 

私が名付け親ですから少しひねりを加えてみました^ ^

 

今日はこのような感じです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

※ちなみに家猫の名前は「レイ」です^ ^

 

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私は長年経営していたスーパーをやめて、現在は創作活動をしながら地域を盛り上げるような活動を行っています。


これまで本当に山あり谷ありの人生を送ってきて、決して順風満帆ではありませんでした。


幼い頃の貧乏生活、若い頃の度重なる挫折、何度病院に通ったかわからないほどの病の連続、そして我が子の死。

思い返せば苦しい時期の方がはるかに長かった。

心が折れそうになったことは数知れません。


けれどいつも笑顔とユーモアを持ち続けてきた結果、今では自分のやりたいことで周りの人に喜ばれるような活動ができています。


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この記事を書いた人

心笑庵 a.k.a 野中 哲雄(のなか てつを)

頭はこんな感じですが、坊さんではありません(笑)。

心笑庵という肩書きで創作活動をやっています。
2019年まではスーパーを経営しておりました。現在は創作活動を通して地域を盛り上げるために活動しています。

このブログでは私の現在の活動、そして紆余曲折の人生で学んだ人生の知恵をお伝えしていけたらなと考えております。

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