こんにちは 心笑庵(@shinsyoan777)です。
いよいよ激動の2020年も今日で最後です。
(※この写真は2020年の年賀状)
もしかしたら今まで生きてきた中で1番早く過ぎ去った1年だったと言っても過言ではないくらい体感ではあっという間でした。
そして心身ともに最も充実して過ごせた1年でもありましたね。
世の中はコロナ禍で大変な状況に置かれている方も多いかと思いますが、幸いなことに私自身は元気に過ごせました。
2019年末に40年あまり続けていたスーパーを閉め、新しい生活を始めたものの特別何をやるかは決めておらず、とりあえずは長年時間に追われる生活をしておりましたので、妻と2人当初はゆっくりしようと考えていました。
ですがやめるものあれば、始まるものありなのでしょうか、思いがけず生涯やっていこうと思えるものにも出会うことができ、私の第二の人生の幕開けとなる年になるなんて。人生とは本当にわからないものですね。
そこで本日は1年の最後ということで、今年よかったことをランキング形式でご紹介していこうと思います。
それではまず第3位から・・・
👑【第3位】 散歩
第3位は、散歩です。
はい、まずはこれですね。
仕事を辞めてからまず何をやろうかと考えたときに思い浮かんだのが散歩。
何故散歩なのか?というときっかけは妻でして。
結婚して40年間。
私も仕事仕事の人生でしたが、それ以上に仕事仕事だったのが妻。
私はまだ外に出ていこう、出ていこうという意識があり、ずっと店内にはいれないタイプでして、時間がない中でも外に出て気分転換をしていたのですが、妻は真逆でなかなか新しい行動を取らないタイプ。
仕事と家庭のことで手一杯ということもありましたが、運転も得意でないため自分から外に出ていこうという意識がありませんでした。
ですから仕事をやめてからというもの趣味という趣味もなく、外に出る機会もないためこのままじっとしていては身体に悪いだろうという思いから健康のため散歩を始めてみようと誘ったのです。
(※健康に気を使っていなかった私は大腸がんになって苦しむことに↓↓↓)
あれが今からちょうど1年前くらいのこと。
気がつけば基本的に毎日。台風や大雨以外はほぼ毎日歩いています。
最近は寒くなりなかなか外に出るのがキツく感じられる日もありますけどね。
私自身もこんな風に健康的な習慣ができたのは人生初めてではないでしょうか?
散歩は本当にいいですよ。
心身ともに健康になれますし、季節のうつろいを感じながら歩くと幸せをより感じられます。
またその日の気分で毎日歩くコースを少し変えてみると毎日新しい発見があり、そのことで会話の話題も尽きることがありません。
身近にもこんなに素晴らしい場所があったんだと改めて地元の良さを実感できるようになったのも自らの足で色々なところを巡ったからです。
散歩を始めてから人生が前向きに好転し始めたなと感じています。
👑【第2位】 地域の人たちとの交流
第2位は、地域の人たちとの交流。
40年間この地で商いをやってきましたが、お恥ずかしい話、仕事の忙しさもあり、交流という交流をやってこれませんでした。
もちろんお客さんとしてご来店いただき、顔見知りであったり、声をかけあうみたいなことはありましたが深い付き合いをすることはなく、ある意味上部だけの関係だったように思います。
商売とは人と人との信頼関係がきもですから、本当はもっと地域に根ざした活動をしてこなければなりませんでした。
その点は長年商売をやっていた身として反省しなければならないことですが、どうしてもそれが難しかった。
私も人付き合いは大好きなので、その点を歯痒く思うことはあったのですが、今年散歩を始めてからそれが叶いました。
今年ほど多くの人と深く繋がった年はありませんでしたね。
毎日妻と2人歩きながら、出会う人に声をかけていく、
「おはようございます!元気ですか?」
「今日は天気のよかですね。」
「今何をされてるんですか?」
「今日もよか日になるといいですね。」
特別なことを話さなくともただ声を掛け合うだけで、お互いの心が和みます。
私の住む山鹿市鹿北町も過疎化が進み、昔みたいな活気はなくなってきていますが、そこに住む人の心の美しさは変わっていません。
話して見るとわかるのですが、みなさん鹿北を愛し、なんとか地元をもう一度元気にしたいと思われています。
自然あふれる里山の風景。静かに川が流れ、草木が風にたなびき、鳥の声が響くこの環境。
本当に素晴らしい場所なのですが、昔みたいな活気はありません。
私が子供の頃は映画館や旅館もあったんですよ。今の子供達からしたら信じられないでしょうけど。
やっぱり人との繋がりが希薄化しているからだと思います。
それは地元の多くの人と関わることで感じたことでした。本当は歳をとっても人つながっていたい。
やっぱりそうだよなと深く思います。
一人暮らしの方は特にそうですが、私たちが声をかけると満面の笑顔を見せてくれるんです。
中には、
「まっとったばい!今日はこんかと思いよった^ ^」
と待ち伏せされている方もいらっしゃいます。笑
そこで野菜をいただいたりして交流を深めていったりもしました。
それと
「野中さんな、こやん面白か人だったとですね。笑 初めて知りました。」
と言われることも増えました。スーパーをやっている時はほとんど表にはいなかったですからね。私がどんな人間かはみなさん意外とご存知なかったようです。
話が盛り上がり、散歩の途中だというのについつい長話をしてしまうこともしばしば。
いよいよ私がこんなにふざけた人間だと素性がバレてしまいました。笑
こんな風にお互い声をかけていくことが広がっていけば、人々の元気が戻って来るのかしれないと感じます。
そんなほんの少しの繋がりが町全体を元気にしていくのではないでしょうか?
その証拠に私のいる地区では以前より人々が生き生きし始めているような気さえします。
この流れを街全体に広げていこうと考えているところです。
歳をとったからって色々なことを諦めてしまってはもったいない。
私は今年70歳になったのですが、まだまだこれから人生を謳歌していく気満々です。笑
そのためにも多くの人と繋がりを持ち、これからも一緒に歩んで行きたいと思っています。
👑【第1位】 生涯続けるライフワークとの出会い
そしていよいよ映えある第1位。
それは私の生涯続けるライフワークと出会えたこと、「かめプロジェクト」を始めたことです。
簡単に説明すると、各家庭にある使われていない味噌がめ/醤油がめに筆で文章をかき、町中に設置して地域全体を盛り上げていくという活動。
※詳細はこちら↓↓↓
今年最大の話題、というか私の人生史上でもTOP3に入るくらいのビッグニュースがこれです。
これを始めたのは2020年がもうすぐ終わるなと感じていた11月初頭。
自分でも思いもよらない展開で、あれよあれよという間にこんな形になりました。
そしてこのプロジェクトは、これまでの人生がこのために回っていたんじゃないだろうか?と思えるほど、私自身を発揮できる活動なんです。
筆文字を書くこと、言葉を考えること、人々を元気にすること、人生で学んだ教訓や知恵を人に伝えること、人と人との繋がりを取り戻すこと、地域に恩返しすること。
これまでの人生紆余曲折ありましたが、私のこれまでの人生でやってきたことを凝縮し、それを生かすものを見つけることができました。
大袈裟にいうなら、私のやるべきこと/使命が見つかったということです。
そして何よりも私自身がやっていて楽しいのです。自分が楽しんでやっていることで、人が喜んでくれるという最高のループに入ることができました。
時には、
「あれ?そういえば今日は昼飯を食べてない。」
という風にワクワクしすぎて、食事を忘れるほど没頭することもあります。笑
でもそれくらい夢中になれるのです。なんだか子供の頃に戻ったような気がします。
友達と山に行って秘密基地を作ったり、みんなで川を登っていきどこまでいけるか探検してみたり、時間を忘れるほど夢中になって遊んだ日に感じていたあの感覚。毎日明日が来るのが待ち遠しくて、寝るのも勿体ないと思っていた時の記憶が蘇ります。
そんなものにこの歳で出会えるなんて最高of最高。もういうことはありません。
本当に感謝。感謝です。
更にありがたいことに地域のみなさんも協力してくれています。私と妻2人では到底できないような作業も代わりにやっていただいたり。みんなで作っている、このプロジェクトを進められているということが輪をかけて喜びを倍増させています。
「早く行きたいなら、1人でいけ。遠くに行きたいなら、みんなでいけ。」
というアフリカの諺にもあるように、私だけの喜びでなく地域の人、ひいては町全体の人の喜びにするためにも、このプロジェクトはみんなで達成しようと考えています。
読者の皆様にも今後の展開を見守って頂けたらなと思います。
※番外編 家庭菜園
初めて家庭菜園をやってみました。やはりとれたて新鮮野菜は美味しさが格別です。長年野菜を仕入れて売ってきましたが、いやはや家庭菜園の野菜の方が美味しくできるとは。笑 初めてにしては万々歳な出来でした。来年は何を作ろうか今考えているところです。
合計10種類くらいの野菜を無農薬で作りましたが、食べきれないくらいの収穫があり、それをお裾分けすることでまた多くの人と繋がれたという点において1粒で2度美味しい展開となりました。
最後に
始めたばかりのこのブログもおかげさまで多くの人に見ていただいております。
本当にありがたいことばかりです。
2020年は私にとって新しいスタートの年となりました。
今年は色々な方にとって厳しい年だったかもしれませんが、これから先は何が起きるかわからない時代です。
私自身も昔と比べると時代の移り変わりの早さについていけない部分もありますが、あくまで自分のペースで進んでいきます。
皆様におかれましても来年は素晴らしい1年になることを祈念しております。
2021年もどうぞよろしくお願いいたします。
では良いお年を!
心笑庵
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私は長年経営していたスーパーをやめて、現在は創作活動をしながら地域を盛り上げるような活動を行っています。
これまで本当に山あり谷ありの人生を送ってきて、決して順風満帆ではありませんでした。
幼い頃の貧乏生活、若い頃の度重なる挫折、何度病院に通ったかわからないほどの病の連続、そして我が子の死。
思い返せば苦しい時期の方がはるかに長かった。心が折れそうになったことは数知れません。
けれどいつも笑顔とユーモアを持ち続けてきた結果、今では自分のやりたいことで周りの人に喜ばれるような活動ができています。
こんな風な人生になれたのも人のためという気持ちを忘れなかったからだと感じます。ここまで生きて来れて本当によかった。
悲しいことはありましたけど、私は私として人生を生きられることを幸せに思います。ある程度年齢を重ね、人の喜び=自分の喜びだと今では深く感じています。
ありがたいことに私の拙い言葉で感動されたり、涙を流して喜ばれる方も出てきました。 私はそれが嬉しくてたまりません。私ができることで1人でも多くの皆さんのお役に立てるのならこれほど嬉しいことはありません。
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普段感じている悩みや不安、誰に相談していいかわからない事、世間話でも構いません。
1人で悩まないでそっと吐き出してみませんか?
人は言いたいこと吐き出したいことをため込んでしまうと、ストレスで自分の本来の力を出せなくなっていくものです。
きっと苦しいはずです。我慢はいつまでも続きません。
私は失敗や恥を遠慮なく吐き出してしまうことで人生を好転させていきました。私がもしため込んでしまう人間だったらおそらくもうこの世にはいないかも知れません。
それくらい多くの失敗や恥ずかしい経験をしてきました。
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