こんにちは 心笑庵(@shinsyoan777)です。
昨日の息子の記事には結構反響をいただきました。
私もここまで書いていいのか?と思いながら書いたのですが、やはり皆色々なところで悩んでいるのですね。
「心打たれました。」
「涙を流しながら読みました。」
「後悔しないよう動いてみようと思いました。」
など感想をいただきさらけ出してよかったなと感じます。
失敗談なんかは恥ずかしげもなく話せるのですが、真面目な話、自分の内面を曝け出すのには少し勇気がいりますね。
さて、昨日の記事ではしんみりさせてしまいましたので、今日は明るい話題を。
「みなさんもう年賀状は出されましたか?」
私は12月半ばには全て出し終わり、今は落ち着いていられるのですがまだという方はバタバタされているかもしれませんね。
(※実は住所間違いで何枚か戻ってきて、再度出すことになった話はナイショです。笑)
私は毎年年賀状を書くことが楽しみの一つになっているのですが、それは元日にクスッとしてもらい新しい1年を笑顔で初めていただきたいという思いからです。
「年賀状今年も面白かったですよ!」
と言っていただけると私の方も嬉しくなります。
馬鹿らしくて大したことのない年賀状ですがみなさんの気持ちが少しでも軽くなればこれ幸いです。笑
そこで今回はこれまでに書いてきた年賀状の一部をご紹介したいと思います。
こんなにふざけた年賀状を書いている人はなかなかいないでしょうね。(発想は小学生並み。笑)
それではご覧ください。
2010年の年賀状
この年賀状はみなさん驚かれていました。
座っている場所は店の目の前、駐車場入り口正面。
車はひっきりなしに出入りする場所です。(よく見ると後ろにトラックがきています。)
「危なくなかったですか?」
「どうやって撮ったんですか?カメラは道路上じゃないとこの画角で撮れないですよね?」
と多くの方に尋ねられました。
「結構大変でしたよ。車が来ないのを見計らって急いで撮りました。」
と答えたいところですが・・・もちろん合成です。笑
写真屋さんに頼んでやってもらったのですが、みんな騙されたようでしてやったり。
年賀状コレクションの中でも結構気に入っっている一つです。
2013年の年賀状
この頃は歯のインプラントの手術をのために、年中マスクをしていました。
「インプラントでマスク?」
と首を傾げる人がいらっしゃるかと思いますけど、これまた大変な思いをしてきましたので詳しくは後日話す予定。
今はコロナのせいでみんなマスクをつけていますが、私は7,8年前から毎日マスクをつけておりました。
流行の最先端を行っていたわけです。笑
そのころは約1年間毎日マスク生活だったのですが、これが結構大変で。喋りにくいわ、聞き返されるはでおしゃべりな私があまり口を開かなくなった期間でしたね。今思い返せばいい思い出になっていますけど。
とりあえず毛も抜け、歯も抜け、記憶力も落ちていている側から見ればボロボロの状態でも笑って暮らしてますよということをお伝えしたかったんです。
こんな私でも頑張って生きているのでみなさんも頑張っていきましょうということですね。笑
2014年の年賀状
「嫌だ嫌だ」で仕事も人付き合いもやっていたら人生全般が嫌になってくる。
それらを受け止め、好きになっていくと自分の人生も好きになっていけますということ。
前年のインプラントに伴うマスク生活から解放され、スッキリしました。
2013年は組合の理事長を任されたりと普段感じないようなプレッシャーとストレスに悩まされた年だったので、自戒の念を込めてこの言葉を選びました。
ストレスで全身に蕁麻疹ができていた日々が懐かしいです。
痒いかゆいが口癖でした。笑
私は普段誰とでも仲良くなれる性格なのですが、人生で初めてといっていいくらいに話が通じない人と出会い、ある種のカルチャーショックを受けました。
「この人には何を言っても通じない。」
そんな状態の中で接していくのは非常に心が折れそうになる作業でしたが、
「嫌々やっていてもしょうがない。自分は自分の役割をやるだけ。」
という意識でいると少しずつ賛同者も集まり、最後は思った方向にいくことができました。
後日、その時の顛末もいつか話すかもしれません。
とりあえず意識を「嫌」から「好き」に向けることの大切さを感じていた時期の言葉です。
2015年の年賀状
この年はある意味転機と言いますか、叔父叔母と養子縁組を行い、苗字が変わった年。
野中哲雄が誕生した年ですね。
苗字も変わり、心機一転親子としてお互い支え合っていこうと決意しました。
40年前、熊本に戻ってきた時にはこんな風になるとは思いもしませんでしたが、人生何があるかわかりませんね。
両親よりも長い時間を共に過ごしてきた叔父叔母。
スーパーを経営していく中で、意見の食い違いや方向性の違いで何度も衝突してきましたが、その分お互い腹を見せ合い遠慮なく接するようになりました。そうした中で実の両親よりも親子のような関係性を築けたことはなんとも感慨深いものがあります。
私の場合、母親がド級の破天荒さ加減でしたので別の意味も含まれておりますが。笑
※母の破天荒さ加減の詳細はこちらをご覧ください↓
苦楽を共にしてきた叔父叔母が父母となり、新しい気持ちで1年を始めたことをご報告する年賀状ですね。
2016年の年賀状
これは天草に日帰りで旅行に行った時に撮ったもの。
ちょうどこの前の年に新しいことを始めようとロードバイクを購入し、乗り始めたので天草まで持っていき軽くツーリングをしました。
ロードバイクというのはすごく軽くて、久しぶりに自転車に乗った私は足がギリギリしか届かないということもあり、何度か転倒。
安心してください、スピードに乗って走っている時ではないですよ。
ゆっくり止まろうと縁石に足をかけようとしたところ踏み外して、ゆっくり横に倒れたんです。
「いててて・・・」
と言いながらも顔は真っ赤。
幸い危ないことはなかったのですが、隣を通り過ぎていく車からジロジロと倒れているところをみられて恥ずかしい思いをしました。笑
まるで自転車に乗る練習をしていた幼い頃に戻ったよう。
大人になってから転ぶってなんだかすごく恥ずかしいです。笑
ここでの写真を年賀状に使おうと思っていましたので、写真にあるように3輪車を知人からお借りして、ちょうど見晴らしのいい丘で撮影。
振り返ってみると我ながら、バカだな〜と思います。
でもその馬鹿さ加減がいいんです。
第一、60代半ばでこんな年賀状作っている人はそうそういないでしょうから。笑
アホらしさ。最高です。笑
これが私。心笑庵です。
2018年の年賀状
この年賀状を作る1ヶ月前。
直腸にがんが見つかり、手術をすることが決まりました。
ちょうど
「今年の年賀状はどうしようか・・・」
と考えあぐねいていたこともあり、いっそのことこのがんをネタにしてしまおうと考えたのです。
一時的に人工肛門になる術式を選びましたので、水戸黄門と人工肛門をかけまして
「人工黄門」としたのですがわかりにくく気づかれなかった方もいたよう。笑
(※よ〜く見ると印籠の先の紐が私の腰あたりにつながっているのが確認できると思います。)
妻からは
「正月早々、肛門とかいう汚い話題はみんな聞きたくないと思うからやめたほうがいい。」
と言われたのですが、私はもちろん聞きません。
それは
「こんな状態になっても明るく前向きに生きてます!」
ということをお伝えしたかったから。
どこかの誰かが「クスッ」と笑って「野中さんも大変な状況なんだな。私ももう一度頑張ってみよう!」と感じていただけたらという思いからでした。
おかげさまで今のところ転移もなく元気に過ごさせていただいています。
ですが、この年賀状を作った後、私の想像を絶する苦しみが待ち受けているなんてことはこの時の心笑庵は知るよしもありません。
とにかく考えが甘かったなということを痛感させられました。
この年賀状を投函し、その後入院生活に突入していくわけですが、病後の生活を綴った物語はこちらからお読みいただけます↓↓↓
まとめ
昨今の年賀状は決まったデザインをプリントして終わりというものが多いですよね。
もちろん便利ですし、家庭でも手軽にできるという点においては優れていると思います。
けれど昔みたいに年賀状を1枚1枚眺めてその人に思いを馳せる時間が少なくなっているのではないでしょうか?
宛名と文面をサラッと読んで「あ〜この人からきてるな」ということを確認するためだけの作業になっていないでしょうか?
1年の最初にその人のことを思い出す。
「元気でいらっしゃるかな?」
「またお会いしたいな・・・」
なんてことを感じさせるにはやはり手書きの文章がいいのではないかと思うのです。
プリントだけではやはり味気なく感じてしまいます。でから一言手書きの文字を添える。
たったそれだけでなんだか心が和みます。
少しだけ思いが伝わる気がします。
私の場合は1年の初めに笑いをお届けし、少しでも明るく新年を初めていただければという思いから手書きにこだわり、ふざけた感じの内容に”あえて”寄せています。笑
”あえて”ですよ。 私だってやろうと思えば真面目な年賀状も書けますから。笑
2021年の年賀状もいい感じにできたと思います。
年初に「クスッと」していただければこれほど嬉しいことはありません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
2021年の年賀状はこちら↓↓↓
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私は長年経営していたスーパーをやめて、現在は創作活動をしながら地域を盛り上げるような活動を行っています。
これまで本当に山あり谷ありの人生を送ってきて、決して順風満帆ではありませんでした。
幼い頃の貧乏生活、若い頃の度重なる挫折、何度病院に通ったかわからないほどの病の連続、そして我が子の死。
思い返せば苦しい時期の方がはるかに長かった。心が折れそうになったことは数知れません。
けれどいつも笑顔とユーモアを持ち続けてきた結果、今では自分のやりたいことで周りの人に喜ばれるような活動ができています。
こんな風な人生になれたのも人のためという気持ちを忘れなかったからだと感じます。ここまで生きて来れて本当によかった。
悲しいことはありましたけど、私は私として人生を生きられることを幸せに思います。ある程度年齢を重ね、人の喜び=自分の喜びだと今では深く感じています。
ありがたいことに私の拙い言葉で感動されたり、涙を流して喜ばれる方も出てきました。 私はそれが嬉しくてたまりません。私ができることで1人でも多くの皆さんのお役に立てるのならこれほど嬉しいことはありません。
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普段感じている悩みや不安、誰に相談していいかわからない事、世間話でも構いません。
1人で悩まないでそっと吐き出してみませんか?
人は言いたいこと吐き出したいことをため込んでしまうと、ストレスで自分の本来の力を出せなくなっていくものです。
きっと苦しいはずです。我慢はいつまでも続きません。
私は失敗や恥を遠慮なく吐き出してしまうことで人生を好転させていきました。私がもしため込んでしまう人間だったらおそらくもうこの世にはいないかも知れません。
それくらい多くの失敗や恥ずかしい経験をしてきました。
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