彼岸にて思うこと。ご先祖に対する感謝の大切さ。

 

こんにちは 心笑庵(@shinsyoan777)です。

 

いや〜昨日は暑かったですね。

いきなり5月になったかと思えるほどの気温に私も少しばてました。

 

今までは寒い寒いと凍えながら作業していたのに
昨日はかめに触ると

「熱っ!」

と感じるほど。笑

 

気温が上がり動きやすくなったのはいいのですが
これではまたまた作業に支障が出そうです^ ^

 

(日陰に避難しないといけないな・・・。)

 

 

さて今日は地元のお茶屋さんが経営されている食事処へ
大きなかめを持って行きました。

 

そうです。

先日お伝えしたあの超巨大かめです。

 

 

そのお茶屋さんは山鹿市鹿北町の岳間という地区にあるのですが
自然あふれる場所でとても静かでいいところです。

 

お茶はもちろんのこと、食事がとにかく美味しい。
手作りのよさというのでしょうか、
とにかく優しい味で行くたびに癒されます。

 

時々知人が来た時なんかはいつもそこを使わさせていただいてます。

 

私たち夫婦もその食事処が好きで何度も足を運んでいるのですが
今回そこの看板かめとして設置していただく運びとなりました。

 

いつも足を運ぶ場所に私が書いたものがあるというのは
なんだか小っ恥ずかしいもありますが、誇らしい気持ちの方が大きです^^

 

そして設置されたかめを眺めていると、
心地いい風も吹いてきて、サワサワと風になびく杉林の音が

 

「ありがとう。いい看板ですよ。」

 

と言っているようで^ ^

(私の完全なる妄想ですが。笑)

 

なんだかとても穏やかで幸せな気持ちになりました。

 

 

 

さて明日は春分の日。

お彼岸でもありますね。

 

ということで本日はご先祖さんのことについて書こうかと思います。

 

以前も少し書いたことはあるのですが、
ご先祖さんに対する感謝の気持ちを持っていると
なんだかことがうまく運ぶように感じます。

 

私は霊が見えるなどの能力はありませんが、
やはりこれは間違いのないことだと思います。

 

何故そう言い切れるのか?

 

今日は私の考えをお伝えします。

 

 

話の結論としては

 

「ご先祖に対する感謝は、自分自身と向き合うこと」

 

これを機会にご先祖さんのことを考えてみてください。

 

目次

ご先祖さんの数を改めて考えてみた

 

私は今70歳なのですが、
ここまで来るのに多くの人たちの手助けを受けてきました。

 

人生の岐路に立った時、
助けてくれたのはいつも人。

 

自分自身でも精一杯やってきたつもりですが
周囲の助けなしにはとてもじゃないですがやって来れていません。

 

右も左もわからない田舎の若者に
商売のなんたるかを教えてくれたのも
尊敬する東京の社長がいたからこそ。

 

熊本に戻り何をしようかと悩んでいた時、

 

「一緒にスーパーをやらんか?」

 

と声をかけてくれた叔父がいたから今の私がありますし、

 

忙しいながらも不平不満を言わず
一生懸命笑顔で働いてくれた多くの従業員がいてくれたからこそ
多くのお客様に喜んでいただくことができました。

 

そして妻がいて子供がいて、孫たちがいる。

このような幸せな状況があるのも色々な人に助けられているから。

 

年を取るにつれ、そういった人たちに対する感謝の思いは大きくなってきます。

 

そうして振り返ってみると
全ての出来事や人との繋がりが必然のように感じます。

 

 

縁を辿るとでもいうのでしょうか?

 

あの出来事があったから今の私がある。

あの人がいなければ私はいない。

あの人がいなければこの幸せはない。

 

そんな風にさかのぼっていくと
たどり着くのがご先祖さんです。

 

ご先祖さんなしに今の私はいません。

 

当たり前のように感じますが、
これって実はものすごいことなんですよ。

 

例を挙げますと親は父親、母親2人いますよね?

そのまた親、祖父母は2人ずつですから4人。

 

そうやって遡っていくと
30代前には一体どれくらいの人がいると思いますか?

 

ちょっと予想してみてください。

 

 

・・・。

 

 

・・・。

 

 

正解は大体10億人以上。

 

びっくりしませんか?

 

私は腰を抜かしました。笑

 

たった30代前まで遡ると10億人以上のご先祖さんがいるんです!

 

10億人以上というと
ちょっと前ならインドの人口。

(インドの人みんなご先祖さんみたいな感じです。笑)

 

1代を20年と考えると30代前というのは大体室町時代。

 

歴史で学ぶ室町時代から今のあなたにたどり着くまでに
10億人以上の人が命のバトンを紡いできたんです。

 

もちろんそれより前の時代もありますから
ご先祖様の数はもうわけがわからないくらい多いということになります。

 

幸せの基本は感謝

 

よく考えてみるとその数のご先祖さんの1人でもかけたのなら
今の私はいないということになりますよね?

 

例えが正確かはわからないですが

大人数で大縄跳びをして、
誰もロープに引っ掛からなかったということ。

 

みんなで飛びきったから私の番が回ってきたということなんです。

 

これをありがたいと言わずなんと言いましょう。

 

もう感謝以外はなくなります。

 

そして人間が心から幸せを感じる時というのは
金銭やもので満たされるというより
誰かの役に立ったり、助けてくれる存在がいるとき。

 

「私は1人じゃないんだ」

「かけがえのない友人がいる」

「産んでくれてありがとう」

 

などと感謝を感じられる時だと思います。

 

つまり

 

幸せ=感謝できることに気付けている状態

 

だと思うのです。

 

そういう意味ではご先祖さまに感謝するというのは
今の自分を幸せにする事の土台と言っても過言ではありません。

 

当たり前が増えると不幸になる

 

反対に「今の状況は不幸だ」と考えてしまう人にありがちなのが

今あることに対する感謝不足。

 

今の時代、昔みたいに1億総中流社会ではないですから
自然と人との比較が多くなります。

 

「あの人はあんなに活躍してるのに私は・・・」

 

と今置かれている状況に不満ばかりで
自分が手にしているものを忘れてしまう。

 

 

これは昔の私もそうです。

病気をしていないことを当たり前に考え

 

「自分は大丈夫だろう」

 

と、運動しない、タバコは1日1箱
食生活は弁当ばかりでまともに野菜を食べない
そんなことを繰り返していたため大腸がんに。

 

一時的な人工肛門
1日数十回というトイレ地獄に長期間悩まされ
つくづく健康であることのありがたさを学びました。

 

普通にトイレに行けることがどれほどありがたいことなのか。
当たり前がどれだけありがたいことなのか。

 

昔は気付けていませんでした。

 

ですからこう思います。

 

日常生活の中で当たり前が増えていく時
人は不幸に向かって歩いている。

 

ご先祖に対する感謝は自分と向き合うこと

 

だから感謝の気持ちを感じることが大切なんだと思います。

 

お墓参りもそう先祖供養もそう。

全ては初心に戻り、感謝の気持ちを呼び起こし
普段の生活の中から当たり前を消すために行うことです。

 

ご先祖さんを通して自分を内側を改めること

それが幸せにつながる道だと私は考えます。

 

感謝の念さえ失わなければ
必ず道は開けてくるものです。

 

これは私の経験からもそう思います。

 

 

今ある当たり前だけに感謝して
欲を持つなと言っているのではありません。

 

欲があるから社会はここまで発展したわけですし
欲を持つから頑張れるということもあります。

 

けれど一旦自分が手にしたものを味わわず
当たり前のこととしてしまう。

見向きもしなくなる。

 

そしてすぐに人が持っているものを羨ましがる、欲しがる

 

こんなことを繰り返していては
決して幸せには辿り着けません。

 

だからとりあえず今の状況、
今手にしているものに感謝する。

そうすることで初心を忘れないで済みます。

 

常に先祖に対する感謝を忘れなければ

 

「生きているのではなく生かされている」

 

と思えますし、謙虚さも手にすることができます。

 

まさに一石二鳥ですね。笑

 

そうやって多くのご先祖さんのことを考えると改めて

「命を無駄にできないな」

と感じます。

 

折角自分まで繋いでくれたこの命。

できることなら次の代へいい形で引き継げたらなと思います。

 

 

私にできることは大したことありませんが
それでも何かのお役に立てると思い、今の活動をやっています。

 

そしていつかお墓に入る時には

 

「おかげさまで素晴らしい人生がおくれました」

 

と胸を張って言いたいと思います。

 

それが実現できるようこれからも
日々を噛み締めていきたいですね。

 

あなたもご先祖さんに想いを馳せてみてください。

きっと何か感じるものがあると思いますよ^ ^

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

そうそう、近所の桜も開花してきました。

もう少しで満開といったところで楽しみです!

 

昨年は近所の人たちと少人数でお花見をしたのですが
今年もそろそろ準備を始めますかね。

 

ではまた。

 

※今年も花見を行いまたまた失敗エピソードが増えました。
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私は長年経営していたスーパーをやめて、現在は創作活動をしながら地域を盛り上げるような活動を行っています。


これまで本当に山あり谷ありの人生を送ってきて、決して順風満帆ではありませんでした。


幼い頃の貧乏生活、若い頃の度重なる挫折、何度病院に通ったかわからないほどの病の連続、そして我が子の死。

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この記事を書いた人

心笑庵 a.k.a 野中 哲雄(のなか てつを)

頭はこんな感じですが、坊さんではありません(笑)。

心笑庵という肩書きで創作活動をやっています。
2019年まではスーパーを経営しておりました。現在は創作活動を通して地域を盛り上げるために活動しています。

このブログでは私の現在の活動、そして紆余曲折の人生で学んだ人生の知恵をお伝えしていけたらなと考えております。

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