【吉報】今年のクリスマスプレゼントは”サバ”でした。

 

メリークリスマス!

どうも心笑庵(@shinsyoan777)です。

 

昨日はケーキも食べて雰囲気だけでもクリスマス気分を味わったのですが、そんなことより嬉しい出来事がありました。それは何かと言いますと、たまたま行きつけのスーパーの鮮魚コーナーを見ていたら素晴らしいサバが入荷していたんです。

 

ん?サバ?

と思われた方もいらっしゃるでしょうが、まあ聞いてください。笑

 

私は長年スーパーをやる中で鮮魚を担当しておりました。
これまで約40年間で一体どれだけの魚をさばいてきたのでしょう?想像もできません。

そんな中、秋口からの冬にかけてのサバを毎年楽しみにしていました。
というのもサバの刺身に目がないお客さんが多かったからです。

 

「昨日のサバの刺身がうまかったけん、今日も買いにきたばい!」

「ここのサバの胡麻和えが一番美味しか!」

「しめさばが絶品でした!」

 

そんな風なお声をいただけるので、いつの間にか自然とサバを特別視するようになっていました。

「今年のサバはどんなだろうか?」

と毎年秋が来るのが待ち遠しかった。(今では遠い昔の出来事にも感じてしまいますが。)

 

しかし今年はコロナの関係もあり、なかなか漁の方も不調らしく、なかなかいいサバにめぐり会えていなかったので、ここぞとばかりに今回は10匹も購入してしまいました。笑(実はサバだけでなく大きなアジも2匹購入しました。)

 

近年はそうでもないですが、昔は素晴らしいサバがたくさん獲れていたんですよ。価格も安く、庶民の魚として親しまれたのももう随分昔の話になりましたね。

 

サバはいつしか高級品に。

昔から魚屋をやっていた私としてはなんとも複雑な気分です。

 

少し脱線しましたが、素晴らしいサバを手に入れて

 

「これは楽しみだ!」

とワクワクしながら持って帰り早速調理開始。

 

3枚におろしてみるととても綺麗な身をしています。

きれいな身。美し〜。

サバ虫(アニサキス)がいないか注意深く確認しながらの作業ですが、幸いなことに1匹も見当たりません。いいサバです。

10匹もおろすと台所が大変なことに

流石に10匹も一気におろしてしまうと家庭の台所では手ぜま。笑

ご近所にお裾分け

大量にありますので、しめさばにしない分はそのままお刺身に。

 

すりごまを振ってから醤油につけ口に運ぶとサバの脂の甘いこと。アジも同じようにおろしてしまい昨日は豪華な刺身定食をいただくことができました。

こんなに美味しいものを独り占めしてはいけないと、皿に盛り付けてご近所さんにもお裾分けしたところみなさん大喜び。

 

しめさばの方もたくさんできましたので、そちらの方も明日持っていく予定にしております。

2020年私にとってのクリスマスプレゼントは「サバ」だったようです。笑

 

 

 

話は変わりますが、今日はご先祖様について。

数年前亡くなった息子の納骨とともに2か所に分かれていた父方母方のお墓を一緒にしました。
父方のお骨は納骨堂におさめられていたのですが、そこには祖父母、父母と一緒におじさん夫婦他数人のお骨がありました。

 

おじさん夫婦の娘である従兄弟は二人とも嫁にいき、県外の離れた場所にいますので管理も大変だろうと感じ、これを機に全てを一箇所にしてはどうかと思ったのです。

 

今あるお墓は、町を見渡せる高台にありまして、家からも近く、みんながそこに集まれば賑やかになり、きっとご先祖さんたちも喜ぶに違いない。

その場所から私たちを見守っていただけるならこれほど嬉しいことはありません。

 

一緒にお墓に入れていいかと従兄弟に伝えると、

 

「本当に本当にありがとう。ちょっと言葉にできないほど嬉しい。感謝してもしきれない。」

 

と感激した様子で喜んでいました。それまでそんなに縁がなかった従兄弟ともそれを機に親しくなり、なんだかご先祖さんが縁をつないでくれた様です。

 

合計すると20人弱の方がそのお墓に入っていることになりますが、不思議なことに納骨を済ませて数日経った時、近所の知り合いの夢に亡くなった息子が出てきてニコニコ笑顔でとても楽しそうな様子だったとのこと。

 

お墓に入って

「あなたのお父さんのおかげでこうしてみんなと一緒になれた。ありがとう。」

とみんなから声をかけられでもしたのでしょうか?

思わずそんな想像をしてしまいました。でも笑顔で出て来てくれてやってよかったなと感じました。

 

そこで今日の一言です。

「繋ぐ縁 故郷を離れ この地の高台  父方母方先祖 縁有って一つの墓に眠りたり その子ら集まり 心満たし笑顔なり 今ある幸をご先祖に感謝し 手を合わす 我もまた眠るその日まで この墓守りたる」

 

私も小さい頃からじいちゃんばあちゃんを初め、たくさんの人たちとの縁をいただきました。こうして現在鹿北町に住んでいるのも、スーパーをやっていたのも全てご縁からです。

 

今の私があるのもご先祖さまのお陰。

人と人との縁の基本は先祖を大事にすることから始まると思っています。

 

目次

何故ご先祖さまを大事にするのか?

 

仏壇に手を合わせるとき、あなたは何を考えますか?

 

「今やっていることが上手くいきますように。」

「幸せになれますように。」

 

などと叶えたいことをお願いしている人もいると思いますが、私にとって仏壇に手を合わせるという行為は、感謝の念を忘れないため。

もちろんお願いめいたことを考えることもなくはありませんが、基本はこうしていられることに対する感謝の気持ちをご先祖さまに伝えています。

 

日々の暮らしに対する感謝。
人との出会いに対する感謝。
何よりも今生きているということに対する感謝。

 

決して真っ直ぐ平坦な人生を歩んで来たわけではありませんので、こうして今幸せでいられることが本当にありがたいのです。

年をとってから特にその気持ちが強くなりました。

 

まだまだ上に先輩方がいらっしゃる中で偉そうなことは言えませんが、縁と感謝の間には切っても切れないものがあるように感じます。感謝の気持ちで物事を捉えていれば、不思議なことにどこからかご縁がやってくる。

 

「これは大変なことになったな。」

と頭を抱えるような状況でもどこからか救いの手が差し伸べられるのです。そんな経験を何度もして来ましたので、私はそれを大事にするようになりました。

 

人は往々にして調子に乗ってしまうもの

 

けれど人はそんなに強くなくて上手くいっている時ほど

「どうだ見たか!これが自分の力だ!」

と調子に乗ってしまうものです。

 

最近話題になった某芸能人や一時は成功しながらも落ちぶれていく人の大半が、そういう風におごりたかぶってしまったからのように思います。

 

勝って兜の緒を締めよ

 

とはよく言ったものです。そんな風に失敗する人をたくさん見て来たはずなのに自分ごととなるとすぐ調子に乗ってしまう。もしかすると人間は簡単に横柄な態度を取るようにできているのかもしれませんね。

 

もちろん私も調子に乗って失敗した経験はたくさんあります。

一時期結婚式の司会の仕事もしていたことがあるのですが、結構な評判を頂きまして色々な方から依頼が来るように。

 

「今度知り合いが結婚するんだけど、その司会をお願いしたい。」

「あなたの司会は面白くていいね!おかげで楽しい結婚式になったよ。」

 

と声をかけられると私自身も得意げになり

 

「自分は喋りが上手い。アドリブでなんとでもなる。」

 

と初めは入念に準備していた段取りの手を抜き始めてしまったのです。すると当然しっちゃかめっちゃかになります。慌てふためき、冷や汗が止まりません。極め付けは新郎新婦の名前を間違って呼んだりと散々な目に遭いました。

調子に乗るとろくなことがないと思い知った経験の一つです。笑

 

そんなことが他にもたくさんあるのですが、話し始めると終われませんので今日はこれくらいで。とにかく痛い目にはたくさん会ってきました。

 

お陰様の精神を忘れない

 

そういった中でも特に感じるのが、人を大事にすることです。

人を大事にしていると、それは必ず自分に返ってきます。反対に人を蔑ろにして自分だけが得をしようとするとそれも必ずしっぺ返しがきます。

人を大事にしないと最終的に人生上手くいかないようになっているようです。

それに自分一人でできることなんて本当にちっぽけ。

 

何かを成し遂げようとするときに「自力」だけに頼ってしまうと上手くいくものもうまくいきません。やっぱり人間は「他力」を使うこと、人との繋がりの中でこそ本当の力を発揮できるのではないでしょうか?

 

だから人との繋がりが大事なんです。

自分の力ではなく「誰かの/何かのお陰様」という感謝の気持ちを持っていれば、おごり高ぶり調子に乗ることも少なくなるでしょうし、失敗したとしても誰かが助けてくれます。

 

大抵なんとかなるものです。

 

反対に一匹狼みたいな人はうまくいっている時はいいですけど、うまくいかなくなった時が大変です。全部自分で考えなければいけませんから。

 

ですから私は毎朝仏壇に手を合わせながら

「お陰様で今日も1日を始めることができます。ありがとうございます。一日無事に過ごせますようお守りください。」

と心の中で唱えています。

 

人を大切にしようという思いの土台はやはり先祖を大事にするところから。
目に見えない、もういない人たちに感謝できていれば、目の前の人にも自然と感謝の気持ちが湧いてきます。すると人を大事にしようと思い始めるのです。

 

数年前の大腸ガンの経験からも

「私は生きているのではなく、生かされている」

と強く感じるようになりました。

 

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当たり前は当たり前ではないということを深く理解できたからこそ、お陰様の精神を忘れず、目の前に現れるご縁の一つ一つを大切にしながら暮らしています。

 

そしていつしか私がこの墓に入る番になったとき、ご先祖様たちに誇れるような生き方でありたい。そうなれるようこれからも頑張ります。

 

改めて今日の一言

 

最後に改めて今日の一言

「繋ぐ縁 故郷を離れ この地の高台  父方母方先祖 縁有って一つの墓に眠りたり その子ら集まり 心満たし笑顔なり 今ある幸をご先祖に感謝し 手を合わす 我もまた眠るその日まで この墓守りたる」

 

 

人との出会いが人生を豊かにしてくれます。先祖を大事にして、感謝の気持ちを忘れずに、ご縁を紡いでいきたいですね。縁が縁をよび、いつしか大きな円になる。

 

そうなれば地域の人たちが協力し合い、きっとみんなが暮らしやすい社会になるのではないでしょうか?

そのためにも微力ですが、今の私にできること(現在行っている「かめプロジェクト」)を精一杯やって行こうと考えています。

 

※「かめプロジェクト」を始めた経緯はこちら↓↓↓

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最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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私は長年経営していたスーパーをやめて、現在は創作活動をしながら地域を盛り上げるような活動を行っています。


これまで本当に山あり谷ありの人生を送ってきて、決して順風満帆ではありませんでした。


幼い頃の貧乏生活、若い頃の度重なる挫折、何度病院に通ったかわからないほどの病の連続、そして我が子の死。

思い返せば苦しい時期の方がはるかに長かった。

心が折れそうになったことは数知れません。


けれどいつも笑顔とユーモアを持ち続けてきた結果、今では自分のやりたいことで周りの人に喜ばれるような活動ができています。


こんな風な人生になれたのも人のためという気持ちを忘れなかったからだと感じます。

ここまで生きて来れて本当によかった。


悲しいことはありましたけど、私は私として人生を生きられることを幸せに思います。

ある程度年齢を重ね、人の喜び=自分の喜びだと今では深く感じています。

ありがたいことに私の拙い言葉で感動されたり、涙を流して喜ばれる方も出てきました。 私はそれが嬉しくてたまりません。

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この記事を書いた人

心笑庵 a.k.a 野中 哲雄(のなか てつを)

頭はこんな感じですが、坊さんではありません(笑)。

心笑庵という肩書きで創作活動をやっています。
2019年まではスーパーを経営しておりました。現在は創作活動を通して地域を盛り上げるために活動しています。

このブログでは私の現在の活動、そして紆余曲折の人生で学んだ人生の知恵をお伝えしていけたらなと考えております。

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