こんにちは 心笑庵(@shinsyoan777)です。
今日もかめの設置をしてきました。
とても喜んでいただきこちらも幸せな気持ちになりました。
以前お話をうかがった時に喧嘩が多いとのことでしたので「喧嘩せず仲良く」という内容を書いたのですが、奥さんの方から
「これがきたけん、もう喧嘩はせんと思います。」
と言われました。すると旦那さんが
「1週間くらいはもつだろうか?笑」
とおっしゃいましたので、みんなで大笑い。
ユーモアのある返し、私は大好きです。笑
すると以前かめを設置したご近所さんがちょうど通り来られてその方からもお話を伺いました。
お正月お孫さん達が来たときにお年玉をあげると、ずらっと綺麗に横一列に並んで、一斉に
「おばあちゃん、ありがとう!!」
と言われたのこと。
そんなことはこれまで一度もなかったので大変びっくりされたそうです。
それというのもその方に差し上げたかめに書いていた言葉が「ありがとうを伝えよう」でしたので、お孫さんたちはその言葉を見たからそんな行動を取ったのだろうということでした。
「野中さんのかめのおかげでそんな思いができました。笑」
とそちらからもお礼を言われ今日は午前中から気分良く過ごせました。
これからも町中にかめを置いてみんなに喜んでいただきたいですね。
さて 今日の話は脳梗塞を患ってしまった2人の知り合いの話です。
幸いどちらも命に別状はなかったのですが、その回復の仕方には大きな違いがありました。
ひとりは一見病気だったとはわからないくらいに元気に仕事に復帰し、もうひとりはなかなか回復せずに落ち込んでいる様子でした。
後遺症が完全に同じではなかったでしょうが、話を聞いていく中で
「こりゃ違いが出るはずだ」
と思うようなことがあったのです。
そこで今日の一言
「あなたは今上を見ていますか 下を見ていますか あなたは今 前を見ていますか 後ろを見ていますか 何処を見るかで 明日も人生も変わる」
人間やはりまずは気持ちから。
気持ちの強さが物事を好転させていくには不可欠だと思います。
脳梗塞に倒れた対照的な2人
もう数年前のことですが、知り合いの2人が同時期に脳梗塞に倒れました。
ひとりは私より10歳ほど年上、もうひとりは私より年下。
(※ここでは年上の方をAさん、年下の方をBさんとしておきます。)
幸いどちらも今は元気にされていますけど、当時は結構心配しました。
というのも二人とも私に近しい人で、Aさんに関しては毎週品物を卸していただく方でしたのでしょっちゅう顔を合わせていたからです。Bさんはたまにしか顔を合わせない方。
脳梗塞というとすぐに後遺症というのが頭に浮かびますので、お2人ともこれからどうされるのかと心配しながらも何もできることもなく時間だけが過ぎていきました。
特にAさんはもうお年もお年ですし、特に奥さんも病気がちで万が一ひどい後遺症が残ってしまったら大変なことだなと。
そしてしばらく経ってからAさんから突如電話が
「来週からまた品物を持っていきますけん、どれだけ持っていけばよかっですか?」
脅威の回復ぶりに驚いた
突然の電話に驚き聞き返しました。
「Aさん、もう具合は大丈夫なんですか?」
するとAさんは笑いながら、
「リハビリば頑張ったけんですね。お陰様でなんとか大丈になりました。」
とのこと。
いや〜まさかこんなに早く回復して来られるとは信じられませんでした。
(本当だろうか?)
と半ば疑いの気持ちを持っていたのですが、次の週、顔を合わせてみると依然と変わらず明るい表情で特に変わったところは見当たりません。
詳しく話を聞いてみると、最初はやはり麻痺があったようで、まいったな〜と思われていたようですが、必死の頑張りにより症状が改善していったとのこと。
「自分が倒れてしまっては、母ちゃん(奥さん)が困るけんですね。いつまでもじっとはしとられんです。」
と気持ちを奮い立たせ毎日懸命にリハビリに取り組まれたそう。
自分のためというよりも長年連れ添った奥さんのためという強い気持ちがAさんを前進させたのですね。
一方、Bさんはというと麻痺が残ったことで落ち込んでしまい、リハビリも満足にできていないようでした。
久しぶりに顔を合わせてみるとやはり以前より暗い顔をしています。もともと明るい性格ではありませんでしたが、どこか気持ちが後ろ向きになっているのが一眼でわかります。
「大変かもしれないけど、この様子ではなかなか改善しないかもな」
思わずそう思ってしまいました。
Bさんも今では普通に生活できるまでには回復されていますが、その時は先が見えないという状況でした。
そしてこの2人を見ていて改めて以下のことを思いしりました。
気持ちの強さが全てを決定づける
それは、どんなに困難な状況にあっても
「前向きな気持ちを忘れない」
「なんとしてでも前に進む」
という意識でいること。
人間苦しい状況に立つとどうしても下や後ろを向いてしまいがち。
「病気」とは気が病むと書くように、気持ちがそんなだとよくなるものもよくならずにまた別の病気になってしまう可能性もあります。
Aさんは病に倒れた奥さんのためという強い気持ちで下を向くことなく、前しか見なかった。
だからあんなにも早く回復された。
回復された後も元気に商品を持ってきていただいていました。そして今でも元気に働かれています。
本当にその頑張りには頭が下がるばかり、本当にすごいなと思います。
私自身も直腸がんで地獄をみました。
一度人工肛門になり、再結合したあとの生活といったら本当につらかった。
※詳しくはこちらをご覧ください。↓↓↓
そのあまりのつらさから、中には再び人工肛門に戻す人もいるらしいです。
以前そのことを知人から聞いていましたので、いざそんな状況に直面して、正直「私もそうすべきかな」と挫ける寸前でした。
家族や周りにはできるだけそんな姿を見せないようにしていましたが、毎日トイレの中で落ち込んでいたことも事実です。
終わりの見えないトイレに行くばかりの生活。
気持ちが弱かったら途中で病んでいたかもしれません。精神的に参ってしまい外に出ない生活になっていたかもしれません。
しかし、「今は試練の時だけど負けんぞ!」と決して下を向きませんでした。
小さい頃からの貧乏生活、繰り返した椎間板ヘルニア、まだ療法が確立していない時期にやったインプラントの失敗で、何年もまともに食事が取れない生活も経験しました。けれど必死に歯を食いしばった。(正確には食いしばれるほど丈夫な歯はありませんでしたが。笑)
辛抱、我慢、根性。
それまでに培ってきたことが自分を保ってくれたと思います。
でなければ耐えられず再び人工肛門生活に戻っていただろうと思います。
それでも気持ちだけではなんともならないという人もいるでしょう。
確かにつらい時はそうだと思います。
しかし状況を変えるためには動くしかありません。そんな行動の源泉となるものが気持ち。
「絶対にやる!やってやる!」
そんな気持ちさえ失わなければきっと何度でも立ち上がれるはずです。
2人の経験、そして何よりも気持ちの大事さを実感した経験からそう確信しました。
うまくいったから笑うのではない、笑うからうまくいくのです。
成功したから幸せなのではない、小さな幸せ(感謝)を見逃さなかったから成功するのだと思います。
結局は物事のどこを見るかが大事。
下や後ろばかり見ていてうまくいくはずない。
時にはそんなことがあってもいいでしょうが、人間後ろ向きだとうまく歩けないように、最終的にはうまくいくにはまず前を、上を見ていかなければと思います。
そのためには普段からそうする癖をつけておくといいのではないかと。
私もこれまで色々ありましたけど、いつもユーモアを忘れず、前を向くことを心がけてきました。
そのおかげで今では何が起きても前向きに捉える癖がつきました。
例え失敗してもそれをネタに人を楽しませます。
(そのせいであまり反省しない人間になってしまいましたが、まあそれもよし。笑)
毎日の積み重ねが人生。
日々前向きにを心がけていると、人生はそのように進むのではないでしょうか?
これからも毎日できるだけ前向きに生きていくつもりです。
改めて今日の一言
最後に改めて今日の一言
「あなたは今上を見ていますか 下を見ていますか あなたは今 前を見ていますか 後ろを見ていますか 何処を見るかで 明日も人生も変わる」
とはいえ中には落ち込んでしまう日もあると思います。
そんな出来事は「今下を向いている」と認識させるために起きていると考えてはどうでしょう?
人間変化がないと自分がどこに向かっているかわからなくなるものです。
たまには下を向かないと、たまには後ろを向かないと、どちらが上でどちらが前か忘れてしまいます。
車の運転でもカーナビをたまに見て方向を確認するように、そんな嫌な出来事は自分の進んでいる方向を再確認するためのもの。
そう考えるとしきり直しができるのではないかと思います。
大丈です。止まらなければどこかに辿り着きますから。
最後までお読みいただきありがとうございました。
生きているときついこと心折れそうになることが何度も起こりますよね。
その時は「なんで自分にこんなことが?」と絶望的な気持ちになりますけど、後から振り返ってみると
「その経験があったから今がある。あれがなければ今の私はいない。」
そう思うことばかりです。
その時はわからなくても先々で答えが出る。人生の法則というものはきっとそうなっているのではないでしょうか?
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私は長年経営していたスーパーをやめて、現在は創作活動をしながら地域を盛り上げるような活動を行っています。
これまで本当に山あり谷ありの人生を送ってきて、決して順風満帆ではありませんでした。
幼い頃の貧乏生活、若い頃の度重なる挫折、何度病院に通ったかわからないほどの病の連続、そして我が子の死。
思い返せば苦しい時期の方がはるかに長かった。心が折れそうになったことは数知れません。
けれどいつも笑顔とユーモアを持ち続けてきた結果、今では自分のやりたいことで周りの人に喜ばれるような活動ができています。
こんな風な人生になれたのも人のためという気持ちを忘れなかったからだと感じます。ここまで生きて来れて本当によかった。
悲しいことはありましたけど、私は私として人生を生きられることを幸せに思います。ある程度年齢を重ね、人の喜び=自分の喜びだと今では深く感じています。
ありがたいことに私の拙い言葉で感動されたり、涙を流して喜ばれる方も出てきました。 私はそれが嬉しくてたまりません。私ができることで1人でも多くの皆さんのお役に立てるのならこれほど嬉しいことはありません。
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